旦那さんが愚痴に共感してくれない理由とは?
愚痴は何のために言うのか。
そして、何のために聞いているのか。そこに大きな壁がある。
[目次]
夫に愚痴っても共感してくれない
毎日、仕事や家事、ご近所付き合いの中で、やっぱり大変なこともあって、それを溜め込むことが辛い時もあります。 そういう時には、旦那さんについつい愚痴をこぼしてしまうもの。
しかし、愚痴を黙って聞いてくれればいいものの、変にアドバイスとかされてしまい、余計にモヤモヤしてしまうこともあります。
今回はそんな、奥さんの愚痴に旦那さんが共感してくれない、聞いてくれない理由をご紹介します。
考えられるのは主に以下の3つの理由ではないでしょうか。
- 奥さんの愚痴の目的を理解していない
- 愚痴に対してポジティブではない
- 共感することで自分の中の「正しい」を曲げたくない
理由その1: 奥さんの愚痴の目的を理解していない
奥さんが愚痴の言うのは何故でしょうか?それは、内側に溜まったフラストレーションを吐き出したいからですよね? しかし、旦那さんは相談されていると考えている場合があります。
だからこそ、奥さんの話す内容から状況を考えて、その悩みの解決方法を考えてくれるのです。
とはいえ、それだと「ただ単に愚痴を聞いてほしい」ことが目的の奥さんと食い違ってしまいます。
そのため、最初にアドバイスがいるかいらないかくらいは言ってあげるのが気遣いだと思います。
理由その2: 愚痴に対してポジティブではない
愚痴をこぼしたところで、状況が何も変わるわけではないと考えているケースもあります。
当事者と全く関係のない旦那さんがいくら話を聞いたところで、アドバイスも求めていないのであれば、お互いに話したところで、聞いたところでら状況は何も改善しません。
もちろん、一時的なストレス解消にはつながる可能性もありますが、根本的な解決にはなりません。 その都度その都度、解決しない愚痴を聞かされることは旦那さんにとって地獄の時間かもしれません。
また、不満なことを直接言わずに陰で愚痴るという行為に対して、嫌悪感を持っている男性は一定数います。 旦那さんがそういうタイプであった場合には愚痴を言えば言うほど、奥様への印象は悪くなる可能性があります
理由その3: 共感することで自分の中の「正しい」を曲げたくない
他に考えられる理由は、愚痴の内容に対して同意できない場合です。
奥様のことを信用しないわけではなくとも、愚痴というのは一方の偏った視点からの不満であるため、そもそも本当のことは旦那さんには分かりません。
しかし、その限られた情報の中で、愚痴の内容からして奥様の方にも非がある場合、もしくはどちらかというと奥様の方に問題がある場合については、同意にいたらないのです。
同意してしまうと、奥様のためにもならないし、悪いことに対して良いというのに大きな抵抗があるのです。
女性はどちらかといえば自分のことが正しいと思うとそこに固執してしまう傾向にあります。
その「正しさ」が旦那さんの常識の中の「正しい」と異なる場合、愚痴に共感することも、愚痴を聞かされることも大きなストレスになるでしょう。
せっかくの夫婦の時間、ポジティブなことに使えることが理想
もちろん愚痴を言いたくなるほど不満が溜まっている奥様の愚痴を聞いてあげて、気持ちを落ち着かせて支えてあげるのも旦那さんに求められる部分なのかもしれません。
しかし、奥様のためにならないことを強いるというのは厳しいことですし、その頻度が高いのであればそういったモチベーションも失われていくでしょう。
せっかく家でゆっくりとした時間を過ごしているのですから、嫌なことは頭から捨てて、一緒にテレビを見たり、どこかへ出かけたりと、一緒に楽しいことに時間を使えることが理想です。
そして、悩んでいてどうしたらいいか分からない時はじっくりと相談できる、そんな夫婦関係であれば良いですね。