夫婦関係が長く円満に続くためには妊娠期間の過ごし方が大切
健やかなるときも 病めるときも
これを愛し 敬い 慰め遣え 共に助け合い 真心を尽くしましょう
[目次]
円満な夫婦関係を続けるためには
結婚はゴールインという表現がありますが、実際には今後何十年と続く共同生活、家族の時間の始まりに過ぎません。
親子と違い、他人同士の恋愛感情がスタートとなる(ケースが多い)結婚・夫婦という関係は、年月の経過と共に恋愛感情が薄れていくため、円満な関係を続けることは難しいです。
いつまでも円満な夫婦関係を続けるためには、妊娠期間のお互いの接し方が非常に重要です。
大変な時こそ人としての資質が問われる
人間関係というのはうまくいっている時というのは、スムーズにことが運びますが、トラブルが発生した時にこじれやすくなります。 平時では気づかないことが大変な時には明確に浮かび上がるのです。
夫婦にとって大変な期間として、真っ先に浮かぶのが妊娠期間です。
特に初めての妊娠の場合は、分からないことや不安なことが多いうえに、職場や暮らしの環境も変わっていく中で、過ごしていかなければなりません。
その時のお互いの接し方こそがその人の本質であり、愛情や信頼・尊敬を築いていくうえで重要な期間です。
妊娠中のママはとにかく大変
妊娠した奥様はとにかく大変です。
お腹の中に命が宿るという特殊な状況であり、無事に産まれてきてくれるかといった不安や心配といった精神的な負担はもちろん、吐き気や食欲不振などを引き起こすつわりによって体調的にも非常に大きな負担がかかります。
さらにお腹も出てくるし、子供のことを守りながら生活していかなければならないので本当に大変です。
仕事をしているのであれば、普段のストレス・疲労に重なってくるので、大きな負担です。
だからこそ、妊娠して苦労されている奥様を旦那さんは今まで以上に献身的に支えてあげなければなりません。
大変なのは奥様だけではない
一方で妊娠期間は旦那さんにとっても、負担がかかるということを忘れてはいけません。 普段の仕事の疲れやストレスがある中で、妊娠している奥様のサポートもしてあげなければなりません。
またお腹の中に子供がいる奥様と違って、子供ができる感覚がダイレクトではない旦那さんにとっては、今後の生活の変化への不安や、飲み会や趣味に対しての制約がかかることによる負担も少なくありません。
旦那さんはサンドバッグ状態
妊娠して不安定な奥様のサポートをする旦那さんは、少なくない負担がかかるにも関わらず、奥様をサポートするために多くのものを飲み込んでいるかもしれません。 妊婦さんが子供ファーストなのは当然ですが、それによって旦那さんはサンドバッグ状態になります。
旦那さんには感謝の気持ちを表そう
もちろん旦那さんも奥様がとても大変なことくらいは分かっていますから、できることはしようと頑張ってくれているはずです。
気持ちや体調が不安定で旦那さんに当たり散らしたりすることもあるでしょうが、落ち着いている時には「支えてくれてありがとう」という感謝の気持ちを示しましょう。
大変なのは分かりますが「妊婦は大変だから夫がサポートするのは当然の義務」というような考え方では、支えてあげたいという想いも冷めていくことでしょう。 夫婦円満の秘訣は、お互いが大変な時にお互いを思いやれるかにかかっていると思います。
旦那さんは献身的なサポートを
一方で旦那さんは見返りを求めない献身的なサポートをしてあげるのが何より大切です。 心身ともに不安定でホルモンバランスなどの関係もあり、理不尽な仕打ちをされることもあるでしょうが、妊娠期間というのは奥様にとってある種の極限状態の連続です。
そこはぐっとこらえて、助けてあげてください。 奥様が大変なのに、飲み会に遊びにうつつを抜かしていては夫婦の信頼関係にひびが入ってしまうことでしょう。
大切なことはお互いが感謝の気持ちを持つことです。
それは簡単なようで難しいこと。
この時期のお互いの接し方が、その後に続く長い暮らし(円満な夫婦関係が続くこと)に大きな影響を与えるかもしれません。