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同棲・結婚に「察して」ちゃんは百害あって一利なし

どうして分かってくれないの!
逆に、どうして分かると思ってるんですか?


何か不満なことがあっても、不満な素振りは見せつつ、その理由を伝えないいわゆる「察してちゃん」。
しかし、同棲や結婚生活において、察してちゃんはお互いの関係良化には百害あって一利なしなのです。

そもそもどうして察してちゃんに?

察してちゃんは男性・女性問わず存在します。 常に察してちゃんになる時もあれば、一時的になる場合もあると思います。
察してちゃんになる理由・・・それは察して欲しいからです。

言葉でわざわざ伝えなくても、今まで一緒にいるのだから相手の考えてることくらい分かるだろうという考えが根底にあるのでしょう。
または、不満には思ったけどそれをわざわざ相手に伝えるにはプライドが許さない、または大したことではないので自分から言うのも気が引ける、そもそも一緒にいるのになんで自分のことが分からないのか・・・と意固地になっていることも考えられます。

他人の考えていることは分からない

しかし、実際は性別も違えば、年齢や環境、立場などが違う他人の考えていることなど、正直分かりません。
逆に自分は相手の人としての本質を分かっているでしょうか? 本当に考えていることが分かっているでしょうか?
おそらく、推測はできても確信はできません。

伝えることで答え合わせを

だからこそ、お互いが思っていることをしっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。 自分が不満に感じていることは素直に伝える、もしくは表情に出さずにしまい込むといったハッキリとした対応がお互いのためです。

お互いの考えを話し合うことで、お互いのことが少しずつ理解できるようになります。 それこそが察してちゃんの望むゴールでもあります。
とはいえ、ある程度理解し合えても、結局は他人。完全に理解し合うことなんてできません。

違うからこそ奥深くて面白い

しかし、理解し合えなくて良いと思います。 お互いに違う人間だからこそ惹かれ合い、共感できた時には嬉しいのです。
それを楽しむことができれば察してちゃんになる必要がないことも分かると思います。

察してちゃんで相手は疲弊していく

察して欲しいと相手に求めるということは、相手のことを試し続けるということとイコールです。 相手が自分の思い通りに動くか、自分の考えを理解しているか、相手の頭の中を自分が支配しているか。 たまにであれば、可愛らしいで済むかもしれませんが、それが頻繁にあれば相手は疲弊していくでしょう。

察してちゃんは、相手のことなんて考えていません。考えていないから、相手に伝えることを放棄し、自分が優位に立つように相手を試します。
自分の小さな自己満足のせいで相手を不幸にして、そして心が離れていく・・・なんて本末転倒なことが起きないよう、コミュニケーションはしっかりと取ることをオススメします。





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