同棲中のケンカでやってはいけないこと

同棲にケンカはつきもの。
だけど、それで自分を追い詰めてはいけない。

同棲中のケンカでやってはいけないこととは？

同棲をしていると、喧嘩をすることはあります。 家族ですら喧嘩をするのに、まだ家族でない彼氏・彼女という恋人関係ではあっても赤の他人。
一緒に生活すれば不満やすれ違いで喧嘩はおきます。 その時にやるべきではないポイントを紹介します。

悪いと思っていないのに謝る

喧嘩が続くのは精神的にはつらいことです。 だからといって、自分が悪くないと思っていないのに喧嘩を終わらせるために謝るという行為はオススメできません。

同棲期間というのはお互いの考え方の違いを認識し、気持ちよく暮らすためにその部分を落とし込み、消化していくための期間です。 短期的な喧嘩の解決のために、思考を停止してしまうのはお互いにとってよくありません。

お互いにとってマイナスが

謝った方は「自分は悪くないのに」というもやもやを抱えることになりますし、謝られた方は「やっぱりそうだったでしょ」と相手の想いに気づかず、それが暮らしのスタンダードになってしまうかもしれません。
また、悪いと思っていないことが表面に出てしまい、余計に事態がこじれてしまうかもしれません。

悪く思っていないのであれば、すぐに謝るのではなく、どうして悪いのか分からないということを伝えましょう。
そうすることで相手がどこに不満を持っているのかを聞き出すことができます。 一方でそう言われた相手は「何で分からないのか」と感情的になるのではなく、冷静になって自分の気持ちを伝えることが大切です。

つもりつもったストレスに

悪くないのに謝るというのは精神的にきついものです。 その時は喧嘩が起きている状況を解消するための手段なのですが、それが日常化してきてしまうのは同棲を続けるうえで危険です。

言いたいこと、納得できないことを相手に伝えずに飲み込むことでストレスをためてしまいますし、相手に対しての不満につながります。 また、相手からしても、すぐに謝ってくるということで自分が正しいと勘違いしたり、言葉は悪いですが調子に乗ってしまい、より自分のことを押さえつけるような態度をとるようになるかもしれません。

同棲するならぶつかることを恐れるな

誰だって喧嘩はしたくありませんし、ぶつかり合うことまあまりしたくないでしょう。
しかし、同棲というのはいずれ結婚につながるこもしれません。 一生を共にするかもしれない相手に対して、一生我慢していくのはしんどいですし、長期的にみれば相手のためにもなりません。

同棲はお互いを理解する大切な準備期間

将来のためにも、同棲中はお互いの考え方や生活リズムを掴み取るべき重要な期間です。
その後の人生をお互いが心地よく過ごすためには、同棲期間のうちにいっぱい喧嘩をして（お互い穏便に話し合いができるなら別にわざわざ喧嘩しなくてよいですが）、相手との生活をバージョンアップしていきましょう。

相手のためを思うのであれば、不満は飲み込むのではなく、伝えるという行為が必要になります。 それが時にはぶつかることにもなりますが、その過程を経て、二人の関係が築かれていきます。
心に留めておくべきことは、言い方に気をつけることと、自分が言いたいことを言うのであれば、相手の話も聞く協調姿勢が大切だと思います。