子育てで大変なのに旦那が家事をやらない理由とは
子育てはとても大変なのに、
ウチの旦那ときたら・・・
[目次]
子供が生まれて、乳幼児の世話に悪戦苦闘して大変な毎日。 それなのに旦那さんが自分から進んで家事をあまりやってくれない。 今回はその理由について考察します。
理由その1.子育ての大変さを理解できていない
旦那さんからすれば、妊娠中と子育て中は仕事をしていない専業主婦のため、家事くらいはできるだろうと判断しているかもしれません。
それは悪意があるかないかというよりも、子育ての大変さを実感していないということが考えられます。
実際、乳幼児の世話というのは、ママがほぼつきっきりで世話をしなければならず、初めての子どもなら分からないことだらけで、右往左往しながらになります。 2人目以降なら、1人の世話でも大変なのに、複数の子どもの世話を見なければならず、まさしく凄まじい状況です。
疲れたとしても、子どもは待ってくれませんので、心を強く持って何とかやり切らなければいけません。
・・・しかし、その大変さが旦那さんには伝わっていないことはよくあります。 これは別に旦那さんの気が効かないということではなく、純粋にそれを自分で実感できないからではないでしょうか?
旦那さんがお休みの時に、子どもの世話や家事を手伝ってくれたとしても、それはママがいる状況でのお手伝いです。 一人で家事・育児をこなさなければならないママの日中のシビアさは、旦那さんが考えるレベルを遥かに超えているのです。 こればかりは、当事者になってみないと分からないのかもしれませんので、旦那さんを責めることは避けましょう。
理由その2.家にいる時くらいはゆっくり休みたい
他には仕事で疲れて帰ってきたので、家にいる時くらいはゆっくりしたいと考えているケースもあります。 「この自己中旦那が・・・!」と思うかもしれませんが、奥様が働いていた時は大変ではなかったでしょうか?
ママが子育てで大変だったとしても、では家にいる時に家事や子育てに旦那さんが奮闘したとして、それでは旦那さんはいつ休めば良いのでしょうか。 奥様が子育てに専念している間は、お金を稼ぐのは旦那さん1馬力になります。 その旦那さんが子育てや家事疲れで仕事のパフォーマンスが落ちれば、昇給・昇格に悪影響を及ぼすかもしれませんし、体調を崩してしまうかもしれません。 そのため、家にいる間くらいはゆっくり休みたいという心持ち自体は理解してあげるべきです。
理由その3.家事・育児は女性がやるものという固定観念タイプ
同棲や結婚して子どもがいない時期にも家事のほとんどを女性がやっていたのであれば、「家の事は女性がやるものだ」という固定観念を持っている男性もいるかもしれません。 これは正直、厄介なタイプですが、実際問題、この手のタイプが存在するのも事実です。
同棲中にそれに気付いて、「結婚は無理だな」と諦められたり、話し合ってそれは違うというのを理解してもらえたのならともかく、そうでないならそんな旦那さんの考えを変えるのは難しいかもしれません。
なぜなら、同棲中は働きながらも家事をしていたという事実を女性が作ってしまったからです。
そうなると、今は専業主婦になってしまったママが家事をお願いしても、大変さを伝えるのはより大変です。
実際には家事+子育てというのは非常に大変なコンボなのですけどね。
日々の生活でしっかりとコミュニケーションを
家事を自分からやってくれないからといって、短絡的に「うちの旦那はダメだ」と決めつけてしまうのはよくありません。 旦那さんからすれば、妊娠・出産・子育てを自分で経験していないため、どうしても想像・実感ができないのです。 また旦那さんは旦那さんでお仕事や奥様が気づいていない部分で気遣いや手伝いをしてくれているかもしれせん。
結局は日々のコミュニケーションの積み重ねが重要な意味を持つということです。 感情的にならず、やって欲しいことをお願いし、やってくれたら感謝を伝えるという、一見当たり前のことが、子育ての大変さの前ではできなくなってしまいがちです。 旦那さんがやってくれたことに対して「ありがとう」という感謝と、大変なのは自分だけではないということを意識して、日々のコミュニケーションを取る必要があります。
一方で、旦那さんも子育てというのは、想像以上に奥様の心身に負担をかけることであるということを認識し、できる範囲でも手伝ったり、「何かすることない?」と気遣ってあげてください。 同棲・結婚は2人で手を取り合って暮らしていくことです。お互いに労りの気持ちを持って、家族の絆を深めていきましょう。