恋愛感情がないのに同棲・結婚関係を続ける理由とは?
恋だ愛だのそんなものを超越した存在・・・
私たちはそんな関係。
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同棲・結婚をして長い期間が経つと、彼氏・旦那さんと彼女・奥様と言うパートナーに対して恋愛感情が薄れる、または無くなったと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 そして、そのケースは決して少なくないと思われます。 それでも同棲・結婚関係を続ける理由とは何でしょうか。
恋愛感情は冷めやすい
理由については様々あると思いますが、それは後ほど紹介するとして、まず恋愛感情と言うのは同棲・結婚を続けるほど冷めやすいものであると認識しておく必要があります。 恋愛感情というのは、トキメキやワクワク、ドキドキといった一種の非日常であり、そこに男女という本能的な欲望が乗っかった上で成り立つものであると思います。 同棲・結婚というのはずっと同じパートナーと一緒に暮らす、それは紛れもなく日常そのものですから。
理由その1:恋愛感情を超えたかけがえのない存在となったから
人と人の関わりで面白いのは、恋愛感情の無くなった男女がそれでも関係を続けていくことが全くもって珍しくない点です。 とても前向きな理由の一つとしては、自分にとってパートナーが「恋愛感情を超えたかけがえのない存在」となったというのがあります。
「この人がいないと自分の人生は成り立たない」と感じることができるというのはとても素敵なものです。 相手の存在が自分にとっての人生の意味となる相手であり、それはトキメキやワクワクといった恋愛感情とは似て非なるより重たい感情であると思います。
理由その2:関係を終わらせるのも大変だから
恋愛感情がなくなっても、相手に対する情・・・つまりはトキメキやワクワクといった恋愛感情は失われても、相手に対する愛着や思い入れ、思い出などがあると、関係を継続することも多いです。または、様々な事情で関係を終わらせることも大変であるケースもあります。 ネガティブな意味での継続でないのなら、燃え上がるような感動や情熱はなくとも、一緒にいることによるささやかな時間が大事であるとお互いが認識していれば、恋愛感情がなくても今の生活を続けたい理由には十分すぎると思います。 人の一生において、ささやかに暮らせる時間というのはとても大きなウエイトを占めるため、それを実現できるパートナーと過ごすことはとても有意義です。
理由その3:関係を続けることにメリットや目的があるから
一緒にいたいと願っている訳でもありませんが、同棲・結婚関係を継続する理由が他にあるケースもあるかもしれません。 パートナーの経済力や地位、優れた容姿、家事が優秀、体の相性が良いなど、感情的な部分に魅力を感じていなくても、それ以外の部分でメリットや目的となる場合には恋愛感情がなくとも、関係を継続するに値することもあるでしょう。
また、結婚していて子どもがいるような場合であれば、恋愛感情だとかそんなものよりも子どものことを考えて、離婚や別れを踏みとどまっているケースも考えられます。
冷めた関係でも続けることが大事であるかは、その家族の関係や状況など様々な要素から総合的に判断することになります。
同棲や結婚は恋愛と同じではない
以上、いくつかのケースを紹介してきました。同棲・結婚というのは今の世の中では恋愛感情による恋人関係からの発展によって始まるケースが大多数を占めているとは思います。 それでも、同棲・結婚と恋愛がイコールではないのは、そこに「日常」「生活」という要素が絡んでくるためです。 恋愛というのは冷めれば終わるのがセオリーの関係ですが、同棲や結婚というのは恋愛感情が冷めてからが本番ということもできます。
打算的な関係でないのであれば、同棲・結婚を考える場合には、相手の表面的な部分ではなく本質的な部分を見ることが大切だと思います。 良いところも悪いところもひっくるめて、相手との時間が自分にとって心地よいと思えるパートナーと同棲・結婚生活を続けていければ良いものですね。