自分に何かあった時に、奥さんや子ども、家族が困らないようにする方法とは

自分に何かあっても、幸せに生きていってほしい。
そのためには一体何をすれば？

結婚しているならば、自分は自分だけの存在ではありません。 旦那さんであれば、奥さんや子どもなどがいますが、自分にもしものことがあった際に自分の家族はどうなるでしょうか？ 自分がいなくなった悲しみや対応だけでも大変なのに、その後の生活について経済的にも困ることになればさらに大変です。

特に子どもがいる場合には、奥さんつまり女性の方が子どもの世話をしながら、経済的に余力のある生活を送るというのは非常にハードルが高いと言えます。 そこで、今回は自分にもしものことがあった際に、少しでも残された家族の経済的に不安を軽くする対応策についていくつかご紹介します。

住宅ローンを組んで家を買う

経済的な不安で一番大きな問題が「家」です。 住む場所が確保できなければ、生活の基盤が作れませんし、住宅費というのは支出の中でも大きな負担になります。

そこで住宅ローンを組んで家を買うことで、残された家族の住宅費を大きく軽減することができます。 住宅ローン返済中に何かあった場合に、返済が免除される保険のようなものがあるため（団信）、家を残すことができます。 その家に住み続けなくとも、売却してそのお金で新しい場所で生活をリスタートできる見込みも立ちます。

何より家賃や住宅ローン返済といった住宅費の支払いが無くなることで、経済的な不安は大きく和らぎます。 それほど給料が高くなくても、安心して生活できるでしょう。

生命保険に加入する

また、家だけでなく、お金を遺しておくことも大切です。
子どもが小さく、教育費用や子育てにお金がかかるならば手厚くするべきですし、逆に子どもが独立しているのであれば、軽くすることも選択肢になります。 生命保険は死亡だけでなく、がんなどの生活習慣病等にも対応しているものが多いため、念のため加入しておくことをオススメします。

生前から、1人浪費を控える

自分の日頃から自分一人での浪費を控えておくことも大切です。 これは、毎日のように飲み歩いていたり、自分の趣味にお金をどんどんつぎ込んだり・・・といずれも決して悪いことではありません。

しかし、同じ浪費をするのであれば家族との時間やイベントにお金を費やしたいですし、そうでなければうまく節制してその分を、家族としてのお金に回すというのも良いのではないかと思います。 もしもご自身に何かあっても家族には思い出や記憶として残ります。

厚生年金に加入している会社で働く

老後2,000万円が必要と叫ばれた騒動がありましたが、実際に老後にいくらお金が必要になるのか、その時に社会はどのようになっているのかは、今の年齢によっては全く想像がつかないものかもしれません。

年金も将来破綻するのではないかとも言われていますが、今まで納めている年金全てがなくなることは考えづらいです。 厚生年金に加入していて社会保険を完備している会社で働くことは、家族の生活についてのリスク対策になります。 また、遺族厚生年金という制度もあります。

余談:家族との時間を大切に過ごす

最後に余談ではありますが、自分にもしものことがあったとして、確かにお金で残された家族が大変な苦労をすることがあるかもしれません。 そのため、その備えとして住宅ローンや生命保険に加入しておくことはとても重要です。

しかし、何より大切なことは、そのもしものことが起こるその日までの一日一日を、家族と大切に過ごすことであると思います。 家族にとってあなたとの時間がかけがえのないものであれば、その分悲しみは大きくなりますが、それでもそこには大きな意味があります。