短すぎる・長すぎるリスクから考える、同棲、結婚までの期間は？

同棲・結婚は計画的に。
とはいかないのが人生ですね。

現代において、結婚のほとんどは恋愛結婚です。 付き合い始めて、彼氏彼女の恋人関係になり、同棲してやがて結婚する・・・そんな流れがスタンダードです。 それでは、今回は付き合ってから同棲・結婚に至る期間はどれくらいが良いのかを考えてみます。

※今回の内容はあくまで筆者の経験からの所感であり、正しさを保証するものでは決してありません。 カップルによって事情や状況は異なりますので、あくまで参考としてご覧ください。

同棲まで1年、結婚まで3年がちょうど良い

付き合い始めて、恋人との時間が安らぎと充実に満ちていて、「あ、この人良いかも・・・」と思ったのなら1年程度で同棲を始めるのが良いのではないでしょうか？

同棲というのは、お互いの距離を縮める大事な期間でもありますが、今後長期に渡って続く(はずの)結婚生活を視野に入れて、自分と相手の相性をしっかりと見極める重要な期間です。 恋人に対して、ただ燃え上がる恋心だけでなく、1人の人として尊敬できる相手であるなら、同棲はスピード感を持って始めたいので、お互いが覚悟をする上でも1年くらいの期間はちょうど良いと思います。

一方で、同棲を始めても、そんなにすぐには相手の本性・・・というと少し生々しい表現ですが、相手の根っこの部分は見えてきません。 長くない期間ではその本質となる部分を相手に見せずに過ごすこともできるので、やはりある程度の時間が必要であると思います。

それを考えるのであれば、順調に関係が続いたとして、同棲まで1年、結婚まで3年くらいが無難ではないでしょうか？

短すぎる同棲生活は危険？

同棲して数ヶ月で結婚というのも、全く同棲をせずに結婚するよりははるかに良いのですが、やはり時期尚早かなと感じます。 結婚を決めるうえで重要な点は、金銭感覚や味覚、清潔感などの感覚の一致と、困難なことが起きた際の接し方・振る舞いをお互いが許容できるかであると思います。

短期間の同棲では前者はある程度掴めたとしても、後者についてはその機会が訪れる可能性が低いです。 結婚というのは相手の好きなところも嫌なところもひっくるめて受け入れる覚悟が必要であるため、そこはしっかりと見極めた方がお互いの将来のためでもあります。

長すぎると、結婚に踏み込みづらくなる

同棲というのは、うまくいっているとその関係はとても心地よく、そこに入り浸ってしまいがちです。 同棲している期間があまりにも長いと、今の関係が気楽すぎて、それ以上の責任であったり、相手家族との付き合いが増えるといったことに対して億劫になり、結婚へのモチベーションが下がってしまうかもしれません。

相手が結婚に対してあまりにも消極的であるなら、いつ頃結婚する予定なのかを話し合った方が良いと思いますし、それでもし相手が結婚する気がなくて、あなたが結婚したいというような場合には、別れを選ぶという選択肢も取ることができます。

結婚したい想いが強いのであれば、いたずらに期間を重ねることはあまりオススメできません。 同棲期間は数年程度、長くても5年までに留めておきたいところです。

同棲・結婚には勢いも大事

同棲を始める、結婚する、どちらも人生において大きなターニングポイントであることは間違いありません。 いつか同棲したいな、いつか結婚したいな、と思っていると、気づけば自分が思っている以上に時間が経っているものです。 おおまかな計画を立ててもその通りにいかないことは多々あります。 時には、勢いを持って同棲、そして結婚へと進んでいきたいですね。