同棲・結婚生活で2人の間にルール・約束は必要か?
守れない約束なんていらない。
というのは、少し驕った考えかもしれません。
[目次]
彼氏彼女、夫婦の共同生活である同棲・結婚。 それに2人の間でのルールや約束事は必要であるかを考察します。
違った人間が協調して暮らす以上、ルールはあった方が良い
同棲や結婚生活というのは2人の共同作業の連続です。 お互いが好きなようにやっていて全てがうまくいくのであれば良いですが、全く違う家庭・文化で過ごし異なる経験をしてきた2人が共に暮らす訳ですから、うまくいかない部分も出てきます。
その際に、常に一つひとつ話し合って解決するというのも、ずっと続くとなればしんどくなってくるものです。 同棲生活が始まってしばらくするまでに、少しずつルールや約束事を決めていくと、日々の生活がスムーズになると思います。 では、どういったものをルール化していけば良いのでしょうか。
家事の分担やお金の運用など
まずは具体的に決めやすいものから決めていきましょう。 家事の分担やお金の管理、生活方法などは最初のうちに決めてしまえば、その後の生活がスムーズになると思います。
どちらかに押し付けるのではなく、お互いが納得のいく着地点を見つけるように持ちつ持たれつで決めていくようにしましょう。
リモコンやメガネ、ティッシュなどの生活用品の置き場も
共同生活が慣れてきたら、お互いの生活習慣もだんだん把握できてくる頃だと思います。 あえて厳格に決める必要もないでしょうが、生活用品などの置き場もある程度決めておくとより2人が快適に過ごせるでしょう。
リモコンやメガネ、ティッシュ、ゴミ箱、これから洗濯するものなどの位置を決めておけば、失くしたり踏んで壊してしまうというリスクを軽減することができますし、毎度毎度探すこともなくなります。
時間やお金の使い方は?
一方であまりルール化しなくても、どちらかといえばしない方がいいこともあります。 それは時間やお金の使い方です。
もちろん、家事にかける時間は必要ですし、お金が無限に沸くような家庭などそうありません。 しかし、それぞれが自分のために使うお金の使い道について、相手に対して何かを求めるようなことはしない方がお互いが気持ちよく暮らすことができます。 時間についても、片方が家事など大きな負担を占めているのであれば話は別ですが、それぞれが納得した家事を行っているのであれば、自由に使える時間というのは自由に使わせてあげるべきです。
例えば、普段働いている旦那さんに対して、たまにの休みくらい家族サービスに時間を使わせて、旦那さんのお小遣いでおいしいものを家族にご馳走させる・・・というのは、大きな誤りであると言えます。 それが相手の意思であれば良いですが、それを強要させる関係はうまく行きません。
ルールや決め事はお互いが気持ちよく暮らすために
同棲や結婚生活に置けるルールや決め事というのは、あくまでお互いが気持ちよく暮らすために必要なものであり、片方が相手に何かを強要するようなルール決めはよくありません。 違う習慣・文化で育ってきた二人がその価値観を落とし込むために、生活の約束事を決めてみてはいかがでしょうか。